アート136 | 日記 | 北原佐織くんの独白

近頃世界は騒々しいですが、国内はまだまだ平和そうでのんびりしているように思える。遺跡を偶像崇拝として破壊する勢力があったり、ゴリゴリごり押しで既成事実を造ろうとしている勢力があったり、それらが影響してくるのがジワジワとだから気にできないのかもしれない。
会津八一が早稲田で美術史を教える時に遺跡の発掘品など現物収集して学生に見せたように、現物のもつ存在感は文章による説明や写真では得られないものがある。
毎日を忙しく過ごしているだけでは深い思索を続けて、考えを深めることができない。ちょいと立ち止まって考えてみることが必要だと思うのだ。
情報の溢れる現代だからこそ、敢えてそう心掛けるべきではないでしょうか。